| はじめまして、さとをと申します。
今回、Kadinianを遊ばせていただきましたが、まず雰囲気がいいですね。 漠とした寂寥感とそこはかとない深みが感じられるようで。 個人的にはフーケーの水妖記などを思い出しました。
ただ、最後の方とか、あるいは「SFっぽい部分」などはなくても良かったような気もします。 魔法っぽくなっちゃいますけど、「古の都の住民の意識が溶け込んだ水が体内に流れてる」とか、個人的にはそんな感じでも悪くはないと思いましたね。
最後までやり終えて、詩人メモと「この世でただひとりのお前の姉妹」がさらに重みを増したような気がしました。 前者は、まあ普通に考えれば今回描かれた話なのでしょうが、深読みすれば枢機卿が人形を手に入れた直後の話とも取れないことはないでしょうし、姉妹の方はいわずもがな。
このあたりの謎に迫る続編とか見てみたいですね。
戦闘面では毎回苦労させられました。 岩や低木の使い方がポイントなのでしょうが、確率の神さまに頼ることもしばしば(苦笑)
あと、Waitの待機時間が長めなのもちょっと気になりました。 「Project PA」では、右クリックで重要な部分をすっ飛ばしたこともあったので、今回は気長に待ちましたけれど(笑) もう少し短めでもいいような気がします。改ページはクリックさせるようにして。 また、Story04の前半、PaintStringの文章が二文字ばかり飛ばされているようです。 今一度チェックしてみてください。
上の方にも書きましたが、こういった物静かな雰囲気のシナリオはSRCでは珍しいですし、機会があればまた発表していただきたいところです。 できれば、続編などを(笑)
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