| 記事内容:[感想]
御刀白廉さんらによるリレーシナリオ 「ARMORED CORE STARDUST RAVENS to CAPITAL」をプレイしました。
ぼくもアーマードコアシリーズが大好きなクチなので、 (というか昔日のフロム信者です。最近のフロムはもうだめぽお) 原作のテイストをSRCに持ち込むという試みは非常に面白いと思ったのですが…
原作システムをとにかくなんでもかんでも取り入れたいという気概は分かりますが さすがに無批判に詰め込みすぎじゃないでしょうか。 あらゆる文章表示までも非常にスローな表示、行動すればいちいちゲージ表示、 などなど、「原作システムを再現することそれ自体が目的であり、結果は問わない」 という印象を非常に強く持ちました。 プレイヤーの一挙手一動のたびにゲージやらグラフィカル会話文演出やらが 割り込みをかけて来る上、ダメージ非表示にすっげー確率頼りの命中率基準、 レベル表示のない特殊能力、敵味方の陣営色のまったく確認できない画面効果など、 プレイアビリティが非常に低く、 1話で詰んでしまいましたが再挑戦する気にはなれませんでした。
リリース文章には > 本家アーマードコアの特徴をSRCに生かしつつ、独自のシステムを搭載! とあるのですが、システムがSRCに活かされているとは思えませんでした。 「シナリオを面白くするために」「原作テイストを取り入れる」のが本来であり 「原作テイストを取り入れるために」「ゲーム性、プレイアビリティを度外視する」 というのは、個人シナリオならばともかくリレーという形式だとどうなんかなと思ったりします。
ただし試みそのものは非常に面白いと感じておりますし、 プレイアビリティさえどうにかなるのであれば、 アーマードコアファンとして続きをプレイしたいと思っています。
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